キャンプやBBQなど、大自然のなかでコーヒーを楽しんでみませんか?アウトドアで淹れるコーヒーは、自宅で飲むものとは違った醍醐味があります。本記事では、アウトドアにおけるコーヒーの楽しみ方や必要な道具を紹介します。淹れるときの注意点も解説しますので、ぜひ実践してみてください。

アウトドアで飲むコーヒーの魅力

アウトドアでコーヒーを飲むことの最大の魅力は、コーヒーそのものの味を深く楽しめるところです。普段は仕事やスマホの画面など、さまざまな情報やストレスに無意識に気を取られ、コーヒーの味をじっくり味わう機会が少ない人も多いでしょう。

豊かな自然に囲まれたなかで過ごすアウトドアシーンでは、日常生活に比べて視覚や情報の刺激が少なく、心身ともにリラックスしやすい環境です。そのため、普段よりもコーヒーの風味へ意識が向きやすいといわれています。

また、キャンプやBBQでは時間に余裕があるからこそ、いつもとは違ったコーヒーの淹れ方にチャレンジできるのも魅力です。少し専門的な器具を使ってみたり、豆のブレンドをアレンジしてみたりすることで、より非日常感を満喫できます。

アウトドアでコーヒーを楽しむ6つの方法

アウトドアでは器具や水などに制約があるため、自宅より楽しみ方が限られると思う人もいるかもしれません。実は、アウトドアでも多彩なスタイルでコーヒーを淹れられます。スタイルによって淹れ方や風味も異なるので、自分好みの方法を取り入れてみましょう。

インスタントコーヒー

とにかく手軽さを重視したい人におすすめなのが、インスタントコーヒーを使った淹れ方です。抽出を待つ時間がないため短時間で準備でき、粉の量を調節することで好みの濃さで淹れられます。

必要な道具も少ないので、大勢でキャンプをするときにも適しています。事前にカップを温めておけば、屋外でもコーヒーが冷めにくくなります。

 


 

インスタントコーヒーを使った淹れ方

  1. やかんなどでお湯を沸かす。

  2. カップにインスタントコーヒーを適量入れる。

  3. カップへお湯を注ぎ、スプーンでかき混ぜる。

 


 

ドリップバッグ

必要な道具を最小限に抑えたいなら、ドリップバッグを使った方法がおすすめです。紙製のバッグに挽いたコーヒーの粉が入っており、インスタントのようにお湯を注ぐだけで手軽に淹れられます。バッグはフィルターとしての役割があるので、専用の器具がなくてもプロが淹れたようなドリップコーヒーを楽しめます。

またドリップバッグは1杯分で個包装になっていて香りが飛びにくいので、いつでも新鮮なコーヒーの風味を楽しめるのも魅力です。なお、お湯を注いだ後のドリップバッグは、カップに付けたままにしたり絞ったりすると苦みが強く出てしまうので、苦い味や渋い味が苦手な人は注意しましょう。

 


 

ドリップバッグを使った淹れ方

  1. 開封前にドリップバッグを振り、粉を均等にならす。

  2. ミシン目に沿ってドリップバッグを開封する。

  3. ドリップバッグの羽をゆっくり広げ、カップの縁に引っ掛ける。

  4. お湯を沸かし、粉の中央に向けて注ぐ。

  5. ドリップバッグをカップから外し、スプーンでかき混ぜる。

 


 

ハンドドリップ

コーヒーを淹れる工程も楽しみたい人であれば、ハンドドリップがおすすめです。インスタントやドリップバッグより手間はかかりますが、豆を挽く工程から行うため、香りをじっくり楽しめます。豆のブレンドや挽き方にこだわれば、より好みに合った風味に仕上げられるのも魅力です。

 


 

ハンドドリップを使った淹れ方

  1. 1杯あたり10~15gを目安に、ミルへ豆を入れて挽く。粗さは中挽きがおすすめ。

  2. ケトルで90℃前後までお湯を沸かす。

  3. ドリッパーにペーパーフィルターをセットする。

  4. ドリッパーにコーヒー粉を入れ、下へカップをセットする。

  5. コーヒー粉の全体を湿らすように少量のお湯を注ぎ、20秒ほど蒸らす。

  6. 残りのお湯を「の」の字を描くように4~5回に分けて注ぐ。

 


 

コーヒープレス(フレンチプレス)

コーヒー豆本来の味をダイレクトに楽しみたいなら、コーヒープレスを使った方法がおすすめです。抽出時にペーパーフィルターを使わないので、道具にコーヒーの香りや成分が吸収されにくく、それぞれの豆が持つ良さを余すことなく堪能できるのが魅力です。

抽出には専門的なテクニックが必要ないため、初心者にも扱いやすいでしょう。

 


 

コーヒープレス(フレンチプレス)を使った淹れ方

  1. 1杯あたり10~15gを目安に、豆をミルへ入れて挽く。中粗挽き~中挽きがおすすめ。

  2. ケトルで多めにお湯を沸かし、1杯分の量のお湯をプレス本体に入れて温める。

  3. プレス本体が温まったら、コーヒー粉を入れる。

  4. プレス本体の蓋を閉め、3~4分程度待つ。

  5. フィルターを下ろし、カップへ注ぐ。

 


 

パーコレーター

アウトドアらしい雰囲気を楽しみたいなら、パーコレーターを使った方法がおすすめです。抽出作業には焚き火やバーナーを使うので、キャンプやBBQの合間にも実践しやすいでしょう。淹れ方を少し変えるだけで風味が変化するので、好みに合った味を作るための試行錯誤を楽しめるのも魅力です。

 


 

パーコレーターを使った淹れ方

  1. 1杯あたり10~15gを目安に、豆をミルに入れて挽く。粗挽き~中挽きがおすすめ。

  2. パーコレーターに水を入れ、焚き火やバーナーなどでお湯を沸かす。

  3. バスケットにコーヒー粉を入れ、蓋を被せる。

  4. お湯が沸いたら一度パーコレーターを火から下ろし、バスケットをセットする。

  5. パーコレーターを弱火にかけて、お湯の色がコーヒー色に変わってきたら完成。

 


 

エスプレッソメーカー

濃厚なコーヒーの風味を堪能するなら、エスプレッソメーカーを使った淹れ方がおすすめです。高い圧力をかけて短時間で抽出するため、キャンプ中でも手早く楽しめるのが魅力です。豆本来の甘さやコク、苦みなどのバランスが取れた風味に仕上がります。

 


 

エスプレッソメーカーを使った淹れ方

  1. 1杯あたり5~10gを目安に、コーヒー豆をミルに入れて挽く。細挽きがおすすめ。

  2. 本体下部のボイラーに水を入れ、コーヒーバスケットをセットする。

  3. バスケットにコーヒーの粉を入れ、表面を軽くならします。

  4. サーバー部分をしっかり取り付け、弱火で加熱する。

  5. しばらく加熱して「シュー」という音が出てきたら、火から下ろしてカップに注ぐ。

 


 

アウトドアでコーヒーを楽しむときに必要な器具

アウトドアでコーヒーを淹れる方法にはさまざまなスタイルがありますが、スムーズに楽しむためにも必要な器具を準備しておくことが大切です。器具の役割や選び方を押さえておけば、自分好みのスタイルでコーヒーを淹れやすくなります。

コーヒーミル

ドリップでコーヒーを淹れる際に、豆を粉にするために必要な器具です。一般的には「手挽き式」と「電動式」の2つに分かれていますが、アウトドアの場合は電源が限られているため、手挽き式の方が使い勝手が良いでしょう。またコーヒーミルの構造によって豆の挽き方が異なるので、自分が実践したい淹れ方に適した挽き目に対応しているものを選ぶことが大切です。

その日の気分に合わせて淹れ方を変えたいという人であれば、粗さを自由に調節できる、ゼブランの「コーヒーミル ステンレスカッター」もおすすめです。切れ味のよいステンレス刃を採用しており、細挽きから粗挽きまで好みの粗さで均一に挽けます。

「ゼブラン コーヒーミル ステンレスカッター」の商品ページ

バーナー

バーナーはお湯を沸かしたり、コーヒーを抽出したりといった工程で必要な器具です。基本的にアウトドアでは、火口が1つだけの「シングルバーナー」の方が携帯性に優れているためおすすめです。しかし、BBQなどでさまざまな食材を調理する場合には、2つの火口が付いた「ツーバーナー」を選ぶのもよいでしょう。

フィルター

フィルターはコーヒーの粉からコーヒー液を抽出するために必要な道具です。フィルターには紙製や布製などがあり、素材によって手入れのしやすさやコーヒーの風味が異なります。

「紙製」は使い捨てで手入れの必要がないので、手軽さを重視したい人や衛生面が気になる人におすすめです。コーヒーも雑味のないクリアな味わいを楽しめます。対して「布製」は、手入れをすれば繰り返し使い続けられるため、コスト面が気になる人に向いています。抽出時にオイル感が残るので、コクのある風味になります。

ドリッパー

ハンドドリップを実践する場合は、お湯を入れてコーヒーを抽出するためのドリッパーの準備も必要です。折り畳み式のように、できるだけ本体がコンパクトなものを選ぶとアウトドアシーンでも気軽に持ち運べます。より携帯性を重視するなら、柔らかいシリコン製を選ぶと折り畳んで収納できるので荷物がかさばりません。

そんなシリコン製ドリッパーのなかでもおすすめしたいのが、ゼブランの「V60 フラットドリッパー」です。本体に付いているボタンを留めるだけで、簡単に組み立てられます。使わない時はシート状にできるので、キャンプでも気軽に持ち歩けるでしょう。

携帯性の高さだけでなく、本格的な抽出も魅力の一つです。円錐のボディとスパイラルリブデザインが豆の旨味と香りをしっかり抽出しつつ、淹れ方を調節することで味に変化を付けられます。そのため、アウトドアでも好みに合わせた本格コーヒーを楽しめるでしょう。

「ゼブラン V60 フラットドリッパー」の商品ページ

ケトル

アウトドアでコーヒーを淹れる際にはお湯が必要不可欠なため、お湯を沸かすためのケトルも必要です。キャンプではコンパクトなクッカーでも代用できますが、注ぎ口がないためお湯の量や注ぐ位置を調節しにくくなります。また、ステンレスのような直火に対応した素材のケトルであれば、バーナーを使って手軽にお湯を沸かせます。

好みや淹れ方に合わせてお湯を使いたい人には、ゼブランの「ノマド ドリップケトル」がおすすめです。アウトドア用に作られたステンレスケトルで、コーヒードリップに適した細い注ぎ口が特徴です。

内側には100~300mlの目盛りが付いているので、淹れ方に合わせてお湯の量や注ぐスピードを簡単にコントロールできます。取っ手部分は取り外してコンパクトにできるため、荷物が多くなりがちなキャンプなどでも気軽に持ち運べるでしょう。

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アウトドアでコーヒーを淹れるときの注意点

アウトドアでもさまざまな方法でコーヒーを楽しめますが、屋外でコーヒーを淹れる際にはいくつか注意点があります。

熱源を使うときは周囲に気を付ける

コーヒーを淹れる際にバーナーや焚き火を使う場合は、周囲の環境に注意してください。扱いを間違えるとキャンプ場の芝生へ燃え広がったり、近くの可燃物へ引火して火災のリスクにつながったりする危険性があります。

特に、焚き火の場合は火の粉が飛ぶことも多いため、テントやリュックなどにかからないようにガードしておきましょう。熱源を使っている際には目を離さないようにし、その場を離れたり就寝前には完全に消火してください。

コーヒー粕は自宅に持って帰って処分する

ハンドドリップなどで使ったコーヒー粉の粕は、その場に捨てず基本的には自宅へ持って帰りましょう。コーヒー粕は微生物によって自然分解されにくく、大量に捨てると植物が肥料不足になったり、発芽が阻害されてしまったりするといわれています。

淹れた後に残ったコーヒー粕は、ジッパー付きの保存袋などに入れて持って帰りましょう。乾燥させれば消臭剤として再利用できますが、捨てる場合は燃えるゴミとして処分してください。

コーヒー豆を前日に挽くなら密閉容器に入れておく

アウトドア用にコーヒー豆をあらかじめ挽いておく場合は、密閉容器に入れて保管しておきましょう。コーヒー豆は挽いてから時間が経つと、酸化によってどんどん風味が低下していきます。そのため、アウトドアでは当日にミルで挽くことが望ましいですが、前日に挽く場合はキャニスターなどに入れておきましょう。

例えば、ゼブランの「コーヒーキャニスター50G」は、コンパクトで携帯しやすく、しっかり密閉できるためコーヒー粉の香りや風味をキープしやすくなります。軽量でアウトドアにも適しているため、事前に準備しておきたい場合にも便利です。

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アウトドアで手軽にコーヒーを楽しむなら、Zebrang「真空二重マグコーヒーメーカー」

屋外でも多彩なコーヒーの淹れ方がありますが、アウトドアの度にさまざまな道具や器具を持ち歩くのは大変に感じるかもしれません。そんなときにおすすめしたいのが、ゼブランの「真空二重マグコーヒーメーカー」です。

粉とお湯があれば簡単にコーヒーを淹れられる

ゼブランの「真空二重マグコーヒーメーカー」は、1つでマグカップとコーヒーメーカーの2役を担えるアイテムです。本体は保温マグになっており、付属のストレーナーパーツをセットするだけでコーヒーメーカーに変身します。

粉とお湯を入れて3分待つだけで、手軽においしいコーヒーを淹れられます。ストレーナー底部のくぼみをマグの縁に掛ければ、湯切りも簡単にできます。蓋は裏返しておけばストレーナー置きにもなるので抽出のしすぎを防げ、抽出後のストレーナーの置き場にも困りません。

繰り返し使っても汚れが目立ちにくいフィルター

一般的なコーヒーフィルターの場合、何度も抽出しているうちにコーヒーの色素が付着して汚れが目立ってしまうことがあります。しかしゼブランの「真空二重マグコーヒーメーカー」のフィルターはブラックカラーを採用しています。おしゃれな見た目だけでなく、繰り返し使っても汚れが目立ちにくくなっています。

フィルターにはコーヒーオイルまで抽出できる専用メッシュを採用しているため、まろやかな口当たりに仕上がるのも魅力です。多彩な器具がなくても本格的なコーヒーを楽しめるため、身軽なソロキャンプなどでも活躍するでしょう。

「ゼブラン 真空二重マグコーヒーメーカー」の商品ページ

アウトドアでもコーヒータイムを満喫しよう

アウトドアで淹れるコーヒーは、自宅や喫茶店で飲むものとはまた違った楽しみがあります。本記事で紹介した淹れ方や必要な道具なども参考にしながら、ぜひアウトドアでもコーヒータイムを楽しんでみてください。